誰も興味ない ②きっかけ編
人生の "半分、親友"
な私達の距離が縮まったきっかけのお話。
入部後、4月にさっそく試合。
そこで私たち1年生に課せられたミッション。
それは
競技場内に自校の待機場所を確保するための、
競技場の開門待ち。
1列目に並ぶためには、朝5時集合は必須だ。
開門直前は、まさにライブのモッシュ、そのもの。
1年生8人の部員中、私たち3人があさイチ集合した。
男子生徒は開門と同時刻に到着で戦力外。
私たちは3人で任務を遂行。
眠さとの戦い、暇つぶしをつぶし、男尊女卑を感じ、
それでも場所をとる。
私たちはもう仲良しだった。
大変な状況を共に乗り越える、乗り越えられること
それが親友だ
と16歳の私たちはそれぞれ感じていた。
文章 あり
ゆり
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