BEST FRIENDS

30代 3人組 stillキラキラLIFE

誰も興味ない ③最初で最後のけんか編

人生の "半分、親友"

な私達の最初で最後のけんかのお話。

 

出会って1か月が経ち、ちよのおうちにお泊り。

母たちの早すぎるよと言う助言を無視し、強行。

楽しい時間を過ごした。

 

夜もふけた、ちよの部屋

  

3人の歴史上、最大のケンカが勃発したのだ

  

ちよ 3番目に入浴

あり ちよを待てず、ちよのベットで早々に寝落ち。

ゆり ありも寝たし、自分の布団を敷くため扇風機や荷物を横に移動させ寝る準備。

 

部屋に戻るちよ  寝る場所がものだらけなことに気づき無言で激怒

 

ゆり ピリピリした空気を察する。

あり ちよのぬいぐるみによだれを垂らしながら爆睡中。

ゆり 1人では不安、急いでありを揺り起こす。

ちよに気づかれぬよう、ありゆりは小声で必死に状況をシェア

ゆり「ありちゃん、おきて、どうしよ、ちよちゃんおこってる」

あり よだれ拭きながら「え。。。なんで。どうしよ」

ゆり「んーわかんない。どうしよ」

 

ちよ、数学の問題集エキスパート解き始める。

もちろん宿題も出てないし、夜更けに勉強をするタイプではない。

でも、ちよはかたくなに目を上げない。

風呂上がり、眉毛のないちよのおでこだけがみえる。

その姿を初めてみた私たちは、この人はヤバイと危機を感じた。

ありとゆりは仲直りの作戦を命をかけて、話し合った。

 

ゆり「たぶん、勝手に寝たから。どうしよ」

あり「えー。どうしよ」

ゆり「せーので謝ろ」

あり「そうしよ、練習しよ」

ありゆり「せーの、ごめんね」

    「いや、ちよちゃんごめんね、にしよ」

    「あ、ちよちゃん、なんだかごめんね、にしよ」

 

作戦がまとまらないうちに、

 ちよ「もういいわ」と笑い出す。

 

ちよの笑顔で一件落着。

 

家族以外にあんなにキレられたこと、

後にも先にもこの時だけだな。

 

 

文章 あり

   ゆり

既読 ちよ