BEST FRIENDS

30代 3人組 stillキラキラLIFE

ゆりの日常 買い物事情

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ゆりが職場復帰を果たしてからというもの、買い物事情がガラッと変わった。

大きい買い物は週末に、足りなくなったり急に必要になったものは、

ゆりかハズバンドが仕事の帰りに買い足す、

という、共働き夫婦ならいたって普通のサイクルが出来上がった。

 

だが、普通とはいいがたいことが一つだけあった。

 

もともとゆりは、必要なもの以外買わない性分で、

ハズバンドは、目新しいものは試してみたい、もしくはいつかは消費するんだから見つけた時にいろいろ買いだめしたい性分。

 

一緒に買い物すると、ゆりにとってはいらないもののオンパレードで、

いちいちハズバンドが手に取るものに、

なぜ今買う必要がないか説明しないと買うのを諦めてくれないのがストレスで、

ハズバンドにとっては、手に取るすべてにあーでもないこーでもない言われるのがストレスで、

始めの頃は買い物中によくもめた。

 

今はお互いに少しだけ歩み寄り、

ゆりは、高いものでもないし度を越えなければいいかと思えるようになり、

ハズバンドは、少し衝動買いを思いとどまることが出来るようになった。

 

だが、ゆりが働きだしてから、ハズバンドが一人で買い物に行く機会が増え、

たまにたがが外れたように衝動買いをしてくることがある。

そんな時、ハズバンドは決まってこう言うのだ。

 

「これはゆりに買ってきたよ。」

「これはLeeちゃん(娘)にだよ。」

 

いかにも自分のための買い物ではないことをアピールするのだ。

 

 

先日ハズバンドが両腕に段ボール箱を抱えて帰宅してきた。

さらに両手にはパンパンの買い物袋をぶら下げている。(こちらはいつもの光景。)

いつも帰宅する時間を超えていたので、買い物でもしてるのかと予想はしていたが、

段ボール二箱はさすがに予想できなかった。

 

頼んでいた牛乳、野菜、フルーツなどは買い物袋におさまっていたため、

果たして段ボール二箱の中身は何なのか。

 

パンだった。

 

二箱とも、パン屋さんで買ったパンでいっぱいだった。

見ろ見ろと夕方の忙しい時間にパンの紹介が始まる。

ゆりにはこれ、これ、これは自分が食べたいやつ。

案の定、紹介されたパンのほとんどがゆりのパンで、

ハズバンドが食べるやつは一握りだった。

 

ハズバンドは自分が食べたかったパンを、

一通りの紹介を終えた後、すべて食べた。

 

残っているパンはすべてゆりのパンのはずだ。

 

ゆりが、こんなにパンばっかりたくさん食べないよというと、

仕分けをはじめ、ゆりの実家へ差し入れをすることになった。

それでもまだ一箱分のパンの山が残った。

 

次の日、朝ご飯にそのパンを食べようと箱の中を見ると、

あきらかにパンの量が減っている。

いつものことなので、聞く必要もない、ハズバンドが食べたのだ。

ゆりのために買ったはずのパンを、夜食、朝ご飯にハズバンドが食べていたのだ。

 

結局ゆりは二日かけてパン3つほど食べただろうか。

その間に山のようにあったパンはもうなくなっていた。

 

Leeちゃんにもよく、フルーツジュースを買ってきたと言うが、

Leeちゃんだけのジュースなら小さいパックで十分なのに、

必ず大きいボトルを選んでくる。

そして半分以上飲むのはやはりハズバンドなのだ。

 

ゆりに、Leeちゃんに、というのは嘘ではなく本音で、

喜んでもらえると信じてしている行為だと思うので、

最近は文句を言わず、ありがとう(苦笑)と言うようにしている。

 

頼んだものを必要最低限の量だけ買ってきてもらうことは、

たぶん一生ない。

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

 

 

ありの日常 ありの兄

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ありは三兄弟の末っ子だ。

5つ上の兄と2つ上の姉がいる。

子供の頃は、年の近い姉とはケンカが絶えず、ありは苦手だったが、姉はありの事が大好きだった。そんなありも大人になり、姉からの妹愛を強く感じるようになり、今では隣に家を建てるほどの仲である。おかげで、ありの友人知人で姉を知らない人はいない。

そんな姉とは逆に、あまり知られていない兄を紹介したい。

ありは兄と仲良しだった。

子供の頃は兄と公園で遊び(今思えば修行のような筋トレ)、部屋では戦いごっこ、モノボケでダジャレを学び、ジグソーパズル、将棋、ゲームと、おかげで男らしいありが出来上がった。

兄はとても頭がよかった。小学校、中学校、塾に入学するときは必ず先生たちから、兄の話をされてきた。

優等生な兄だったが、実はとても忘れ物が多い子供だった。


運動会の日に体操服を

卓球の試合でラケットを

遠足では水筒を教室に置いて、

修学旅行ではお財布を、

卒業式には卒業証書を忘れて帰ってきた。


兄も今年で38歳。


今や婚期を完全に忘れ、休みの日に英会話スクールに通う。


文章 あり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

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1000ピース ジグソーパズル KAGAYA 月に咲く(京都) 【光るパズル】(50x75cm)

ゆりの日常 目指せカメラ小僧

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ゆりは最近念願だった一眼レフカメラを手に入れた。

いろいろ下調べをし、それぞれのカメラで撮られた写真や、値段を比べたりして、

KISS x9に決めた。

 

ゆりはその昔、写真家になりたかった。

技術や知識はないし、学ぶ気もさらさらなかったが、ただ写真を撮ることが好きだった。

 

だが、だんだんと出掛ける機会が減り、

自然と写真を撮ることもなくなっていった。

 

最近は、子供の写真を撮るようになり、

何となくちょっといいカメラが欲しくなったのだ。

 

まだまだ勉強中だが、使ってみた感想は、

目から鱗、すばらしい。

 

 

ゆりはろくな携帯を使っておらず、

もちろん写真の画質はよくない。

最後にカメラを買ったのは10年以上前で、デジタルカメラ。

 

そんなゆりにとって、一眼レフで撮った写真は、

ただの試し撮りですら、なんだか絵になっているようにみえる。

 

便利な世の中になったもので、カメラで撮った写真をWiFiで簡単に携帯やパソコンに移せるし、

動画だってとっても綺麗。

浦島太郎状態のゆりには驚きの連続だった。

 

一眼レフにしては小さく軽いそうだが、

やはり携帯、デジタルカメラよりもかさばるし重い。

首からぶら下げていると、腰をかがめたときカメラがぶら下がった状態になり、

子供にあたったりしないよう常に注意する必要がある。

 

携帯に慣れていると、こういったカメラに不便さを感じる。

ふとした瞬間を撮りたいときは、やはり携帯に勝るものはない。

 

だけど、なんせ撮れた写真が一味違うし、

カメラを構えているときに気分がいい。

もう一度写真熱を取り戻し、写真家を目指そうと心に決めたゆりだった。

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

 

 

 

 

ゆりの日常 歯磨き

 

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ちよのうちにありゆりが子を連れてお泊りをした時。

 

食事風呂などがひと段落付き、1人が歯磨きをすると言い出した。

なら私も、私も、となぜか3人仲良く一斉に歯磨きタイムが始まった。

 

ゆりは密かに皆のとる行動を注意深く見ていた。

なぜならゆりは、いつも歯ブラシに歯磨き粉をつけたら、とたんに家の中を徘徊し始めるのが癖で、

ハズバンドによく洗面台で磨けと注意されていた。

 

行儀が悪いのは承知の上で、歯磨き最中徘徊する理由は、

そのわずかな時間にも歯磨きをしながらできることをするため、

もしくは歯磨きを終えたらやらなきゃいけないことを頭の中で整理したり思い出したりするため。

 

ゆりが歯磨き粉を歯ブラシにつけ、ちらっと2人を見ると、

なんとありちよも歯磨きをしながら一斉に歩き出した!

ちよは自分家だし、ゆりと同じ理由で歩き回っているのかなと想像できるが、

ありに至っては理由が見当たらない。

 

2人に、歯磨きの時は歩き回るよねと尋ねると、

歯磨きとはそうゆうものだよと返ってきた。

 

主婦あるあるかなと思った理由なんかは後付けで、

歯磨きとは、立ち止まらず、歩き回ってするものらしい。

 

この話をゆりは早速自分の母に話した。

ハズバンドには注意されるけど、

ありちよだって一斉に歯磨き最中に歩き出したことを。

 

すると母は友人と旅行した時の話をしてくれた。

母と友人達も歯ブラシに歯磨き粉をつけると、

当たり前のように洗面所をのそのそと出るらしい。

(なぜか母達も同時に歯磨きタイム)

違うのはその後、

みんなでソファに腰かけ磨きだすそうだ。

友人の内の1人がその様子を写真におさめた様で、

それを見せてくれた。

3人がソファにキュンキュンになりながら、さらに1人はソファのひじ掛けに尻を乗せ歯磨きをしている写真。

母の世代は、歯を磨きながら歩き回ることはしないが、歯磨きのわずかな時間も腰かけたいらしい。

 

 

世代によって様々であることが判明したが、

一つ言えるのは歯磨きは洗面所でする、という常識が私達にはないみたいだ。

 

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

 

 

 

 

 

ゆりの日常 苦痛な通勤時間

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ゆりは家から電車で20分のところに勤めている。

その行き帰りの20分は苦痛でしかない。

混雑する時間帯のため、ほとんど座ることが出来ないし、

特に朝は軽くギュウギュウ詰め状態で、息苦しくなってしまう。

 

その日の朝も、いつもの電車に乗り込むと、席は埋まっていて、

吊革につかまり立っていた。

 

ふと目の前におじいちゃんが座っていることに気がついた。

皆が携帯をいじる中、おじいちゃんはポータブルDVDプレイヤーを膝の上に置き、動画を鑑賞していた。

しっかりイヤホンもつけている。

ポータブルとは言っても、もちろん携帯とは比べ物にならないほど大きい。

おじいちゃんの膝いっぱいを占領する大きさだ。

たぶんファンなのだろう、女性演歌歌手のコンサートを見ていた。

 

何駅か進むとDVDが一通り終わったのだろう、何やらプレイヤーのボタンをカチカチしだした。

そのカチカチの音が電車のガタンゴトンに負けないくらい大きい。

おじいちゃんは手慣れたように操作し、なんとまた最初からコンサートを鑑賞し始めた。

 

また少し経ったころ、おじいちゃんのほうからカチカチと聞こえてくる。

早送り、再生少し鑑賞、また早送り、また再生少し鑑賞、を繰り返している。

どうやら、目的の駅に着くまでにはもう一度見終える時間がないと気づいたのだろう、

自分的ハイライトだけを見ようとしているのだ。

自分的ハイライト以外は早送り。

 

結局ゆりのほうが先に電車を降りたため、

どうやっておじいちゃんがポータブルDVDプレイヤーを持ち運んでいるのかは謎のままになってしまった。

 

人生の大先輩にこんなことを言っては失礼かもしれないが、

とてもかわいい光景だった。

せわしない通勤アワーの電車でなんだかほっこりした気持ちになった。

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

ゆりの日常 保育園 後編

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育休を延長した矢先、保育所の空きが出たとの連絡を受けたゆり。

準備をしてなさ過ぎて、混乱するが。。。

 

そして決断の時

 

保育園に枠が出来たという事実をハズバンドになかなか言い出せずにいた。

自分の決心が固まったら言おうと思っていた。

ハズバンドは私が保育園に預けると言えばそれがいいと言うだろうし、

この自分が希望したラッキーな話を蹴って、4月までは自分が面倒見たいとわがままを言えばそれでもいいと言うだろうと思っていた。

 

母に相談し、ありちよに相談し、

もう相談する人がいなくなってしまったゆり。

ただ半分気持ちは固まっていた。

Leeちゃんをこのタイミングで保育園に預けようと。

そう思っても日中8時間近くLeeちゃんと離れ離れなのかと思ったり、

ご飯は食べれるのか、お昼寝は出来るのかと心配になったりで気持ちが忙しかった。

 

気持ちの波に押しつぶされそうになり、誰かに聞いてほしくて堪えられなくなったゆりは、

ついにハズバンドに伝えた。

 

Leeちゃんが昼寝した時間を利用して、

話がある、と言い出そうとしたがなかなか言葉が見つからない。

いつもと様子が違うのに気付いたハズバンドは何事かと戸惑っていた。

 

やっとの思いでLeeちゃんの保育園が決まったんだと伝えると、

ゆりは大声で泣いてしまった。

 

ハズバンドは、突然泣き出したゆりにびっくりしながら、

それはハッピーなニュースだといった。

Leeちゃんにはたくさんの友達が出来るからと。

 

ハズバンドに伝えたことでゆりの中ではひと段落ついていた。

 

 

それが役所に回答しなければならない日の前日のこと。

その日一日、ハズバンドは、

Leeちゃんは毎日楽しく過ごせるから大丈夫と言ってみたり、

もう少し家で様子見てから預けることにしようかと言ってみたり、

ゆりも会社復帰したら気分転換になると言ってみたり、

やっぱりもう少し大きくなるまで一緒にいたいんだったら仕事辞めてもいいよと言ってみたり、

グラッグラに気持ちが揺れていた。

 

そして現在

 

次の日、役所に電話し、あれよあれよとあっという間に慣らし保育、仕事復帰となった。

通い始めてもう半年になる。

朝のいってらっしゃいの時にはまだしがみつき泣いていやがることもあるが、

お迎えの時には楽しそうに過ごしていたのがわかるほどテンションが上がっている。

ご飯も完食。お昼寝も2時間弱。

(保育士さんは魔法使いだ。)

 

保育園向きの子じゃないと思っていたゆりの心配をよそに、Leeちゃんは毎日いろいろ学び、とても楽しそうにやっている。

子供って未知数。子供ってすごい。

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

 

 

ゆりの日常 保育園 前編

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ゆりの娘通称Leeちゃんは1歳2カ月から保育園に通っている。

 

 

育休中

 

産後1年間の育休の後仕事復帰する予定だったが、

保育所の空きがなく、待機児童となった。

 

7月生まれのLeeちゃんが1歳になる前に手続きをしに行った際、

役所に、この地域で途中入園は難しいと言われた。

7月入園はたぶん無理で、4月の一斉入園まで空きが出るのも望み薄だと思います。

ただ今まで全くないわけでもないので、何とも言えませんが。

と説明された。

 

会社にはそのままを説明し、育休をさらに、とりあえず6カ月延長した。

 

ゆりは役所の説明から、4月まで入園は無理だろうとタカをくくり、

それまで会社復帰はないなと気持ちをきっぱり切り替えていた。

 

 

復帰延期を余儀なくされ6カ月延長した矢先、、、

 

ところが、

育休を延長してたったの2カ月後、なんと第一希望の保育所に枠が出来たと役所から連絡があった。

 

予想外の展開にゆりは取り乱した。

会社復帰は心から希望していることだった。

だが、4月まではないと専業主婦ライフを満喫していたゆりは、

すぐには では保育園に預けます、そのように手続きよろしくお願いします、と返事が出来なかった。

 

取り乱しすぎて、断ることは出来るのか、断った場合は会社にばれないのか、

など罰当たりな質問を繰り返し聞いてしまった始末。

 

結局どうしていいか一人で答えが出せず、その電話では回答は保留。

二日後には決断し、役所に回答するという事で話は終わった。

 

その後もゆりはなぜか震えがとまらなかった。

 

会社復帰を拒否したいわけではない。

ただ心の準備が出来てなさ過ぎた。

Leeちゃんもまだおっぱいを飲んでいる。

お昼寝を含め寝るときは必ずおっぱいが必要。

家族以外への人見知りが激しい。

場所見知りもある。

 

準備をしてなさ過ぎた。

 

ただただ混乱するゆり

 

早速ゆりは母に相談。

週に最低3日はLeeちゃんに会いに来ていた母も、動揺しまくり断れないのかを連発。

ただ話していくうちに冷静さを取り戻し、

無理と言われていたのがこんなに早くに第一希望が通ったんだから、

とても運がよかったんだわ、会社復帰したほうがいいと、180度意見をかえた。

 

ゆりも同感だった。

ただゆりがLeeちゃんと日中離れる心の準備が出来ていない。

Leeちゃんも保育園で楽しく過ごせるような赤ちゃんじゃないと勝手に思っていた。

 

その電話の次の日には、もちろんありちよにもライン電話で相談。

ゆりは、自分だったらどうする?

どう思う?

と優柔不断を発揮したが、ありちよはそのあたりとてもしっかりしている。

急だったからそりゃ迷うわと相談に乗りつつも、

自分だったらこうするよとか、こうしたほうがいいよとか、

無責任なことは一切言わない。

選択肢に関わるような決定的な意見は一切言わない。

ゆりが何度も自分だったらどうするかしつこく聞きたがるため、

自分はこうするかもしれないけど、と言ってはみるが、

はっきり言ってわからないと最後は必ず突っぱねてくる。

自己中が過ぎるゆりとは大違い。

 

ありちよに話し少し落ち着きを取り戻したところで電話を切ったが、

切った後何も解決していないことに気づいた。

 

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

 

 

ゆりの日常 平凡 AND THE TOWN

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ゆりはここ何週間かハマっていることがある。

それは海外ドラマSEX AND THE CITYを見ることだ。

はじめは暇つぶしのつもりだった。

だが、こんなことを感じ始めた。

「主人公の4人がまるでありゆりちよのようだ。」

 

ありゆりちよは、彼女たちのようにきらびやかなNYではなく、

日本のどこかの小さな町に住んでいる。

そして話題は決まって男女関係ではなく、思い出話か日々の愚痴だ。

パーティーも好きではないし、まず社交的でない。

独身を謳歌したわけでもなく、今はただの主婦だ。

 

どこがありゆりちよみたいなのか。

主人公の4人は、パートナーとの時間や仕事を大切にしているが、

4人でお話しする時間も忘れない。

4人でお話しする時間を必要としている。

 

ゆりはこのドラマを、タイトルのような男女関係の話ではなく、

友情の物語だと思っている。

 

4人は変化を嫌い、いつまでも同じ関係が続くことを願っている。

ありゆりちよもそうだった。

 

今は3人が結果同じところにおさまっているが、

時差はあった。

場所もそれぞれ転々とした。

そのたびにモヤモヤしたものだった。

 

ドラマとしてはフレンズのほうが好きだが、

あーそうそう

それと同じこと思った

など、共感できるのは圧倒的にSEX AND THE CITYだ。

(もちろん男女関係の内容以外で。)

 

まだ最後まで見終えていないが、

誰が誰と落ち着くのかなんて、ゆりにはどうだっていい。

ゆりはただ主人公の4人が集まって、お話しするのを見ていたい。

 

そして、もし聞かれたらこう答えます。

一番好きなキャラクターはミランダです。

 

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

Sex and the City エッセンシャルコレクションBOX (初回限定生産) [DVD]

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ありの母 ひろこ①

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りの母は個性的だ。

名前はひろこ、至って普通だ。

 

ひろこは以前、気功を習っていた。

気功で調子の悪い所を治す力を身につけたと言う。

それからというもの、ありが怪我をしたり、風邪をひくとまずひろこの両手が登場する。

全神経を集中させ、ありの弱っている場所に

スーハー

スーハー

と気を放つ。

そして30分ほど気を入れ、これで大丈夫だと言わんばかりの頷きをみせた。

 

ひろこは、神さまを信じていた。

早朝神社に毎日通うときもあった。

神様と会話をして感銘を受けて帰ってくる。

 

どこかの宗教に属しているわけではないが、自分の感覚を大事にしている人だ。

 

そんなひろこは、キャリアウーマンだ。

ありの中学入学と共に専業主婦から卒業した。

何でも一生懸命なひろこは寝る間も惜しんで資格をとりまくった。

家事をこなしなごら、全力で働いた。

上昇志向のひろこはとにかく頑張っていた。

今では、会社で全国トップクラスの営業マンとなった。

 

常に神様に感謝し、体の調子が悪い時は気をいれる。

 

営業がとれる秘訣の一つらしいが、この秘訣が誰かに伝授されるといいなと、ありは願っている。

 

文章 あり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

誰も興味ない ⑱大阪の安宿

人生の "半分、親友"

な私達が常連だった大阪の安宿のお話。

 

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ありゆりは高校・大学時代、足しげく大阪に通っていた。

一泊二日の小旅行、貧乏な学生だった私達は、少しでも滞在費用を削りたかった。

 

そして見つけたのがその宿。

桁外れな安さでは危険度が高すぎるので逆に手が出なかったが、

そこは黒ギリギリのグレーゾーンといったところ。

 

注意すべきはそこへ辿り着くまでの道のりだった。

 

最寄駅から10分ほどの道すがら、

大きな駅で、夜でも人が多いのだが、

宿までのラスト3分は大きな通りを曲がり、小道へ入らなければいけない。

 

曲がった先は、さっきまでの人気がウソみたいに静かで暗くなる。

ちらほら人はいるのだが明らかに様子がおかしい。

人の顔は見えないほど暗い。

 

初めてその宿を利用した時、

地図を見ながら進むため急ぐこともできず、

大通りを曲がってからの3分は経験したことのない恐怖との戦いだ。

何が怖いのかも分からない。

ただ何かが普通と違う、直感で恐怖を感じた。

 

ギューギューにくっつきながらやっとの思いで宿に到着した。

宿自体も決してきれいではない。毛布も埃っぽく、天井の一部には偽物のツタのようなものがオシャレに絡みつけてある。不気味だ。

 

ありゆりは口を合わせてこう言った。

「もう二度とこの宿に泊まるのはやめよう。」

 

ただ人間は忘れる生き物である。そして慣れる。

次も、その次の大阪旅行も、そこに滞在した。

 

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2回目からは生けるGPSありが道のりを完全に覚えていたため、

小道に入るスタートラインで、せーので一斉に走り出す。



ある時なんかは、性別がわからない人にありのカバンを狙われ、宿まで逃げ切ったこともあった。

時には大きな声を出し、威嚇しながら進んだ。

すべては命を守るため。

 


毎回そんな恐怖を感じながら、宿に到着するにもかかわらず

旅先では必ず、コンビニに行きたくなってしまうのがありゆりだ。(誰も興味ない 女子旅編をみて頂きたい)

 

フロントで最寄りのコンビニを教えてもらったら、約50メートルの距離を7秒くらいで快走。

無事ルーティーンを守ることができ、一安心。


数年後…

ありゆりちよの3人で格安大阪旅行に出向いた際、その宿に似た風の宿を訪れた。ちよは泣きながら宿をかえてほしいと願うこととなる。


文章 あり

ゆり

既読 ちよ

吉本新喜劇DVD おもしろくてすいません! いーいーよぉ~編(辻本座長)

吉本新喜劇DVD おもしろくてすいません! いーいーよぉ~編(辻本座長)



誰も興味ない ⑰女子旅

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人生の "半分、親友"

な私達プロデュースの女子旅のお話。

 

旅先がどこであろうとも、私達には変わらないルーティーンがあった。

 

①ちよは運転をしない

 

運転免許証は持っているのに、運転できないと言い張り、

なぜかそれを認めざるをえない雰囲気になってしまう頑固さがちよにはあるため。

 

基本的にお酒を飲まない

 

ゆりちよはもともとお酒を飲まない。

外では付き合いで、飲むこともあるが、お酒が弱く、すぐ赤くなるから飲まない。

ありはお酒が好きだ。

外でも家でも飲むが、ゆりちよと一緒の時は飲まなくてもよい。

 

 

③宿の近くのコンビニやAE○N系列のスーパーを探し出し、滞在中は愛用

 

 

もちろん買い出しに行くためだ。

夜、買ったお菓子やジュースをお供に、

その日に撮った写真、ムービーを見返しては、思い出し笑いを楽しむ。

 それに、旅先でコンビニを見つけるとホッとする=精神安定剤

 

コンビニはなんでも売っている。

 

 

 

④温泉旅行の場合

 

文章しりとりをしたり、くだらない質問に答えるなど長風呂を楽しむ。

 

ボルテージが上がってくるとまわりが見えなくなるのが悪い癖。

声が大きすぎて、露天風呂すぐ横で宿泊中のおばあさんに、静かにしろ、といい歳こいて怒られた事もあった。

風呂からはだかで素直に「ごめんなさい。」と謝った。

 

その時話していた内容は、忘れもしない。

ゆりが「この街にはガソリンスタンドがいくつあるだろうか?」とゆう、答えがすぐでない難問についての討論だった。

 

ブルーム 今治タオル 認定 レオン バスタオル 2枚セット ホテル仕様 サンホーキン綿 日本製 (ホワイト)

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⑤温泉旅行以外の場合

 

9時過ぎると、お風呂に入るのが面倒くさいと、ゆりが文句を言い始める。

 じゃあ朝に入ればいいのだが、お風呂に入らないと布団に入りたくないゆり。

面倒くさいと入浴を渋るくせに一番風呂がいいというわがままっぷり。

 そのためお風呂に入る順番は決まっていて、

 

ゆり→ちよ→あり

 

これはゆりのわがままと、毛量の多い順番、かつ、眠たくならない順番から生まれた。

これが乱れてしまえば、眠りにつく時間にバラツキが生まれ、コミュニケーション不足となってしまう。

コミュニケーション不足は、私達にとって一番悲しいことである。

 

そして11時には皆、就寝。

 

⑥朝は早起き。

 

ちよ(6時半)→ゆり(7時)→あり(7時半)

 

の順番で必ず起きる。

 

当時のちよの化粧の時間は2時間弱

ありの化粧時間は15分

ゆりの化粧時間はありとかわらないが、ほとんどテレビを見たり歌ったりで進まないから、ありより早く起きる。

 

そしてありゆりは、化粧を終えると朝ごはんを買いにコンビニに走る。

 

ちよはその時まだ、まゆげを描いている。

 

文章 あり

ゆり

既読 ちよ

ゆりの日常 人間観察

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ゆりは特に人間観察が趣味なわけではないが、

外に出てみると面白味がある人であふれていることに気づく。

 

先日、ゆりの娘通称Leeちゃんが結膜炎のような症状を起こし、

眼科に行った時の話。

 

朝の受付時間前に行ったというのに、待合室はお年寄りであふれていた。

病院あるある。

ゆりとLeeちゃんが順番待ちをしている間も次々とおじいちゃんおばあちゃんが入ってくる。

そんな中、手押し車を押してお友達と入ってきた一人のおばあちゃんに目を奪われた。

 

眉毛が四本あるのだ。

 

白髪交じりの眉毛が目の上に、

そしてもう二本はおでこの真ん中にあってしかも真っ赤だった。

 

ここは眼科と自分に言い聞かせたが、誰か教えてあげてほしいと思った。

 

そして結膜炎のような症状だったLeeちゃんはやっぱり結膜炎だった。

 

 

先日、ゆりが仕事中に腹が減りコンビニへおやつを買いに行った時の話。

 

ゆりのオフィスは繁華街にある。

10時ごろコンビニに入ったゆりがデザートコーナーの前で品定めしていると、

ゆりの後ろを行ったり来たりする男の人に気が付いた。

 

その人のかごの中はすでにパンパン。

なのにまだあっちで手に取りかごに投げ入れ、

こっちで手に取りかごに投げ入れしている。

 

部屋着にスニーカーだったが、部屋着がモコモコで、

身に着けているものからもすぐに夜のお仕事をしている方かなと想像できた。

 

優柔不断なゆりがやっとの思いでおやつを一つに絞りレジに行こうとした時、

あふれんばかりのかごを持ったさっきの男の人がどさっとそのかごをレジに置いた。

 

外国人の店員さんがピッピッしている間も品物を投げ入れていく。

手当たり次第といった具合だ。

 

店員さんは一人しかいないらしく、

ゆりはたった一つのおやつを買うだけなのに、とその様子を眺めていた。

 

かごの中の品物のピッが済むと今度は揚げ物を注文し始めた。

※少し投げやりな口調で声が小さめなので、

一度で聞き取れない外国人の店員さんは、もう一度といった感じで首をかしげると、

男の人はもう一度、全く同じ口調でリピート、だが今度は指差し付き。※

 

※内を何度か繰り返し、やっと揚げ物の注文を終えた男の人は、

今度ドリンク。

 

外国人の店員さんがどの飲み物かわからないまま、

男の人はカップをドリンクのマシンにセットし始めてしまった。

 

品物の量もさることながら※内を何セットか繰り返したために、

私の後ろに二人ほどさらに並んでしまい、

外国人の店員さんは少しパニック。

 

必死でメニューとカップを見比べてどれなのか確認しようとしていた。

その様子に気づいた男の人は、

いつもの調子で、

「ストロベリーッ!」

と投げやりに言った。

 

ただまたも聞き取れなかった店員さんは、マシンにセットされたカップを一生懸命見ていると、メニューを指差し全く同じ口調で

「これッ!このストロベリーッ!」

 

男の人が選んだ飲み物は、ストロベリーフラッペだった。

意外。

 

外国人の店員さんはパニックになりかけてはいたがイライラするそぶりは見せず、

男の人もぶっきらぼうではあるが、何度首を傾げられても言い方は変えず指差しを加え、こちらも戸惑う店員さんに怒ることもなく。

その様子がコントみたいだった。

 

ゆりが徒歩二分のコンビニへおやつを買いに行き

事務所に戻ったてきたのは40分後だった。

 

 

 

文章 ゆり

編集 あり ゆり

既読 ちよ

 

 

 

 

 

誰も興味ない ⑯某アイドル事務所所属グループのオタク時代

人生の "半分、親友"

な私達が熱心なアイドルオタクだったお話。

 

私達と言ってもありゆりの二人だけだが、

数年間、某アイドル事務所所属のグループの追っかけをしていたことがある。

 

私達がまだ高校二年生だったころ。

ありが毎日欠かさず見ていた朝ドラに、ヒロインの相手役で出ていた彼。

かっこいい。

ありはすぐにゆりに見るように薦めた。

話が面白いし何よりかっこいい人が出てる、と。

 

朝ドラ=ちゅ〇さんレベルの知識しかなかったゆりは、

薦められるがまま鑑賞。

 

15分後にはオタクが出来上がっていた。

 

その日を境にありゆりの話題はそのアイドルのことばかり。

それをすぐ横で聞いていたはずのちよ。

ちよだけはちっともなびく事なく、こっちの世界に入ってこなかったし、冷たい眼差しで2人を見ていた。

 

アイドル好きのネットワークはクモの巣のように張り巡らされており、

ありゆりがアイドルにはまっているという話は、あっという間に学年一アイドルに詳しいアイドルマスターの耳に入った。

 

アイドルマスターは私達のために、

すぐにそのアイドルが所属するグループのコンサート情報を提供してくれた。

 

そしてオタクになり数か月後には直接ご対面する機会を与えられたのだった。

 

初めてのコンサートは私達のオタク時代の歴史上最高の席で、

なななんとグループのメンバー中2人と握手することが出来た。

 

ありゆりの感想は、アイドルはいい匂いがするだった。

 

初のコンサートでそんなことが出来てしまったために、

ありゆりは急ピッチでオタク道を進んでいった。

 

それからというもの、

学校の始業式の日とかぶろうがコンサート、

胃腸風邪でぶっ倒れる寸前だろうがコンサート、

地元でのチケットがはずれても遠方でコンサート。

 

大学に入ってからも少しの間はそんな楽しい日々を送っていたが、

いつの間にか二人ともが同時に落ち着いていった

 

コンサート前後にカラオケに出向き、彼らの曲で自分たちのコンサートを開いたり、

彼らのことであーでもないこーでもないと何時間も熱弁したり、

一緒にコンサート映像を見てワイワイしたり、

次第にそんなことをすることがなくなっていった。

 

今となってはなぜあんなに熱心になれたのか、もう思い出せないが、

二年に一度くらいの頻度で夢に出てきては、心をザワッとさせてくれる。

そして彼は、今でもドラマで主役を張るほどの売れっ子なのだ。

       


                                                                      文章 あり

ゆり

既読 ちよ

 

 


ありゆりちよが出会ったユニークな人々①

 

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ありゆりちよが大学の卒業前にイタリアに貧乏旅行した時に出会った、

ツアーガイドのケイコ。

彼女のおかげで旅が何倍にも楽しくなった。

 

ツアーガイドのケイコとは日本の空港ではじめましての時からなぜか馬が合った。

海外旅行なのにもかかわらず、ラゲージが国内旅行二泊三日並みに少ない私達にツッコミを入れてきたのである。

ありゆりちよは私達のユーモアを分かってくれる人なのかもしれないとドキッとした。

 

行きの飛行機は、ケイコの隣。

慣れない長いフライトに比較的体がデカめの私達はげんなりしてきたその時、

機内食の時間。

こちらもおいしいわけはなく、何となく食べてちらっとケイコのほうを見ると、

ちっとも機内食に手をつけていない。

 

気分でも悪いのかと尋ねてみると、

機内食は食べたくないと子供みたいな返事が返ってきた。

旅慣れしているはずのツアーガイドさん。

無難なパンやフルーツも食べないなんて。

 

フィンランドのヘルシンキで乗り継ぎ無事イタリアに到着。

 

 

初めての夜、あり1人部屋、ゆりちよが一緒の部屋になった。時差で早くから目覚めてしまった、3人はすぐさま集合した。そして、朝の準備をする時間にありが部屋に帰ると、カードキーが反応しない。

どうしようもないのでフロントに頼んで開けてもらおうとすると、

ケイコが同じようにフロントマンに何か頼んでいた。

鍵の調子が悪いか何かだったと思う。

ケイコはだからイタリアのホテルはイヤダと吐き捨てるように言った。

その内容よりも私達をびっくりさせたのは冬のイタリアの夜にかなりの薄着だったこと。

室内だったとしてもそんな薄着でうろついている人は見ない。

 

そんな薄着でどうしたのか尋ねると、

なんとパジャマを忘れたと言う。

旅慣れしているはずのツアーガイドさん。

裸で寝ていると聞いて、気の毒になった。

自由時間になると、ケイコは一目散にパジャマを買いに走っていった。

 

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各名所には現地のツアーガイドさんも同行した。

現地のツアーガイドさんにはいろいろなタイプがあって、

日本人ツアーガイドに任せて、ただ集団の後ろについてくるだけの人。

それから日本人のツアーガイドさんの横に常について、

一生懸命名所の説明をしてくれる人。

このあたりはさすがツアーガイドさん。

ケイコはそのどちらの対応もとてもすんなり、空気を読みつつガイドしていた。

 

ポンペイの現地ツアーガイドはザ・イタリア人男性だった。

仕事には熱心な後者タイプで、一生懸命遺跡や歴史を説明してくれた。

すぐ隣でケイコが通訳するのだが、男女が交わる館あたりでだんだんと距離感がおかしくなっていることに気づく。

説明以外をケイコに話していて、明らかに口説かれている。

私達はケイコを守らねばとおせっかいにもケイコの周りを固める。

 

ケイコに大丈夫だったか尋ねると、

なんか男女のところ説明が長かったねーとあっけらかんとしていた。

ここもさすがツアーガイドさん。

さらっとうまくかわしていた。

周りを固める必要など全くなく、私達はただの仕事の邪魔だった。

 

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また水の都べネチアの綺麗な建物や風景を楽しんでいた時、

ありに鳥の糞が落ちた。

それを見たケイコが、“運(う〇〇)”がついたのよと励ましてくれた後、

とっておきのエピソードを披露してくれた。

小学生のころ、バレンタインにケイコが好きな男の子にチョコを渡そうとしたその時、

チョコの上に鳥の糞が落ちてきたという。

もちろんその男の子とはうまくいかなかったとのこと。

 

なんて興味深い人なんだ、ケイコ。

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海外をツアーで旅行することがあれば、

絶対ケイコじゃないと嫌だと言いながら帰路についた。

一週間ほどの短い期間だったが、

ありゆりちよはケイコをいたく慕い、サヨナラの時はとても切なかった。

 

文章 あり

ゆり

既読 ちよ

 

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ありの子育て トイレトレーニング

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今年もそろそろ終わりに近づいた。

幼稚園、保育園を意識して、トイレトレーニングを始めるお母さんたちも多いのではないだろうか。

ありの長男は2歳を過ぎた辺りから、トイレトレーニングを始めた。

しかしその頃ありは、次男のツワリに苦しみ、トイレの横に座り、吐く日々が続いていた。

長男にとって、

トイレ=気持ちが悪くなる場所

となった。

そこから、トイレトレーニングのドツボにはまる。

シールを貼るノートや、おトイレが出来たら褒めてあげる、など育児本を読み漁り、試した。

何度か失敗すると出来るようになるとアドバイスを受けたので、笑顔を絶やさず、応援した。

しかし、いつまでたっても息子は気にせずパンツをぬらした。

ありは面倒くさくなった。

特に対策を練り直すこともなく、2人育児にバタバタしているうちに、長男はトイレに行けるようになっていた。

 

 

次男の時は、ゆっくりと自然にトイレに行けるように見守った。

2人目は上の子の真似をしたがるから、早くおむつとれるよ、と聞いていたが、

彼もまた、なかなかトイレに行かなかった。

 

おむつをとにかく愛用。

新しいカッコいいパンツをはいては漏らし、濡れているズボンを気にすることなく遊んでいた。

「頼む、漏らした事を教えてほしい。」と伝えると、

「これはオシッコではない、水だ」

と次男は言い張った。

家のどこで漏らしたのかさえわからない(黙秘)日々が続いたのでオムツにかえる。

オシッコしたくなったら、トイレに行こうねと声をかけた。

 

私は長男の時よりは、優しく声をかけていたつもりだ。

次男は、トイレ行こうね、と言えばトイレでオシッコをする事もあった。

でも、とにかく遊びたい時に、おトイレ大丈夫?と聞くと、

全然大丈夫、と即答する。

そして、遊びがひと段落ついたころ、彼は一目散にオムツがおいてある所へむかう。

そしてそこに置いてある新しいオムツをだし、履き替え、何事もなかったかのようにリビングに戻ってくるのだ。

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使用済みのオムツが転がる日々が続いた。

そのうち、この茶番に本人が飽きて、トイレに行くようになった。

 

トイレは誰でもいつかは出来るようになる。

トイレトレーニングを頑張っていた自分に言ってやりたい。

文章 あり

編集 あり ゆり

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