ありの子育て トイレトレーニング
今年もそろそろ終わりに近づいた。
幼稚園、保育園を意識して、トイレトレーニングを始めるお母さんたちも多いのではないだろうか。
ありの長男は2歳を過ぎた辺りから、トイレトレーニングを始めた。
しかしその頃ありは、次男のツワリに苦しみ、トイレの横に座り、吐く日々が続いていた。
長男にとって、
トイレ=気持ちが悪くなる場所
となった。
そこから、トイレトレーニングのドツボにはまる。
シールを貼るノートや、おトイレが出来たら褒めてあげる、など育児本を読み漁り、試した。
何度か失敗すると出来るようになるとアドバイスを受けたので、笑顔を絶やさず、応援した。
しかし、いつまでたっても息子は気にせずパンツをぬらした。
ありは面倒くさくなった。
特に対策を練り直すこともなく、2人育児にバタバタしているうちに、長男はトイレに行けるようになっていた。
次男の時は、ゆっくりと自然にトイレに行けるように見守った。
2人目は上の子の真似をしたがるから、早くおむつとれるよ、と聞いていたが、
彼もまた、なかなかトイレに行かなかった。
おむつをとにかく愛用。
新しいカッコいいパンツをはいては漏らし、濡れているズボンを気にすることなく遊んでいた。
「頼む、漏らした事を教えてほしい。」と伝えると、
「これはオシッコではない、水だ」
と次男は言い張った。
家のどこで漏らしたのかさえわからない(黙秘)日々が続いたのでオムツにかえる。
オシッコしたくなったら、トイレに行こうねと声をかけた。
私は長男の時よりは、優しく声をかけていたつもりだ。
次男は、トイレ行こうね、と言えばトイレでオシッコをする事もあった。
でも、とにかく遊びたい時に、おトイレ大丈夫?と聞くと、
全然大丈夫、と即答する。
そして、遊びがひと段落ついたころ、彼は一目散にオムツがおいてある所へむかう。
そしてそこに置いてある新しいオムツをだし、履き替え、何事もなかったかのようにリビングに戻ってくるのだ。
使用済みのオムツが転がる日々が続いた。
そのうち、この茶番に本人が飽きて、トイレに行くようになった。
トイレは誰でもいつかは出来るようになる。
トイレトレーニングを頑張っていた自分に言ってやりたい。
文章 あり
編集 あり ゆり
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