BEST FRIENDS

30代 3人組 stillキラキラLIFE

誰も興味ない ⑤もう1つの部活編

人生の "半分、親友"

な私達がかけもちした、もう1つの部活のお話。

 

私達が愛した部活は、②きっかけ編でもふれたようにガッツリ運動部だ。

練習は極めてハードだったが、空き時間はたっぷりあった。  

 

ストレッチとアップを終えた私たちは、

第2のアップと称して毎日必ずバレーのパス回し、スパイクの練習を始める。

 

お察しの通りもちろんバレーボール部員ではない。

 

だが、バレーボールをこよなく愛し、第2のアップも極めてハード。

不思議なことにバレーボールの練習を堂々と合間にはさんでも誰も何も言わなかった。(のか言いにくかったのか。)

 

体育の時間にくすねた、もといお借りしたボールには、敬意をこめて-あおい-名前をつけ、愛用した。名前の由来は、白いボールにシュッとはいった青い刺青だ。

時には子どものように可愛がり、誰かのお腹の中に入れ部室まで移動した。

 

私達の熱意が周りをはやし立てたのか、

後輩たち、男子部員、隣の野球部員まで、バレーに興味を持ち始め、チョットしたバレーブーム到来

 

そんなある日、の行方がわからなくなった。。

来る日も来る日も探したが、とうとう見つからなかった。

 

バレーブームが周りから去り、が私達の心の中で思い出になろうとしていたころ、

ひょっこり生還

体育科の先生の元で保護されていた。

を引き取る手続きはすんなり済み、私達はもう一つの部活を再開することができた。

 

 

その後も、先生の素晴らしい配慮のおかげで、私たちは卒業するまで堂々ととの時間を楽しむことができた。

感謝。

 

文章 あり

   ゆり

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