ありの日常 仲良し兄弟
子ども2人をつれて、近所の公園に遊びに行った日の話。
小学3、4年生くらいの女の子に、長男の通称たー(年長)は絡まれていた。
遊びたくない!と言えばいいのに断れないたーは、
苦笑いをしながら、避けるように遊んでいた。
その頃次男のおーちゃん(年少)は、女の子を完全に無視して、自分の遊びをしていた。
星のTシャツを着ていた、たーは、「星くん」と何のアレンジもないあだ名をつけられ、付け回される。
顔色はどんどん曇ってゆく。
見守っていた旦那も、そろそろかわいそうになり、手助けをしようとしたその瞬間。
おーちゃん、登場。
そして女の子に向かって叫んだ。
「今度たーに変なこと言ったらぶっ殺すぞ」
そのまま女の子は立ち去ったのだ。
たーはおーちゃんに感謝した。
兄の笑顔を取り戻したおーちゃんは大好きなたーと一緒に遊ぶことが出来てルンルンだ。
これからも、兄弟助け合って生きていってほしいとありは願う一方、
言葉遣いの教育を見直すことを決意する。
文章 あり
編集 あり ゆり
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